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妊娠したらいつから何をすればいいの?準備するものは?
妊娠したらいつから何をすればいいの?準備するものは?

初めて妊娠したママやパパは「これから何をすればいいの?」「何を準備すればいい?」と分からないことだらけ。この記事では、初めて赤ちゃんを迎えるママやパパに向けて妊娠中の時期別スケジュールや、それぞれの時期にやるべきこと、準備するものなどを徹底解説していきます。

初めて妊娠したママはもちろん、パパも一緒に妊娠時期ごとのスケジュールや準備物を把握するための参考にしてみて下さい。

妊娠初期のスケジュールとやることリスト

妊娠初期のスケジュールとやることリスト
妊娠初期は妊娠4ヵ月(妊娠15週目)までの時期を指します。まだまだ見た目には妊婦だと分からないものの、つわりを感じるママが多いでしょう。中には酷いつわりによって「妊娠期間の中で一番辛かった」というママも。

妊娠初期のスケジュールや準備物を紹介していきます。

【初期(~16週)】スケジュール

妊娠初期は、心拍が確認でき出産予定日が確定する10週位までの間1~2週間ごとに通院を指示されるケースがあります。

その後はママと赤ちゃんの健康状態によって23週目までの間、2~4週間に1度の妊婦検診を定期的に受けて赤ちゃんの成長を医師に確認してもらいましょう。特にママの健康状態や赤ちゃんの成長に問題がなければ4週間に1回のペースで健診を受けるケースが多いでしょう。

妊娠初期の大まかなスケジュール

妊娠2~3カ月(4~11週)
  • 基本検査(体重測定・血圧測定・尿検査・子宮底長と腹囲の測定)
  • 経腟超音波検査
  • 分娩予定日の決定
  • 膣分泌検査
  • クラミジア抗原検査
  • 子宮がん検査
  • 妊娠初期血液検査
妊娠4ヵ月(12~15週)
  • 基本検査
  • 経腟超音波検査

 

病院によって検査時期は異なりますが、妊娠初期に血液検査と子宮頸がん検査を行ことが義務付けられており、超音波検査は23週までに最低2回行うことが決まっています。最近では毎回超音波検査を行って赤ちゃんの元気な様子を確認する病院も多いようです。

クラミジア抗原検査も30週までに1回行う検査なので病院によっては中期や後期に行う場合があります。

【初期(~15週)】やることリスト

  • サプリや持病の薬を服用している場合は医師に相談する
  • 自治体から母子手帳と妊婦健康検査受診表(助成券)を発行してもらう
  • 妊娠中に食べて良いものや悪いものをチェックしておく
  • 出産する病院を決める(里帰りする場合は両親とも話し合う)
  • 働いているママは上司に報告しておく

妊娠中つわりが酷くて仕事に支障をきたすケースや、突然入院が必要になるケースも珍しくありません。妊娠初期ということで周囲への報告は早いと考えるママも多いですが、適切な対応をしてもらえるよう上司にだけは妊娠を報告しておくと良いでしょう。

無痛分娩やフリースタイル分娩など、分娩方法に希望があるママは産院選びをしておく必要があります。産院によっては指定された妊娠数週の検診を受けていない場合、分娩予約を受け付けてもらえないことも。

里帰り出産を考えているママも同様です。パパやママの両親ともよく話し合って「どこで出産するか?」「どんな出産をするか?」を考えておきましょう。

里帰り出産について

【初期(~15週)】準備するもの

妊娠初期には以下のようなものを準備しておくと良いでしょう。

  • 母子手帳ケース
  • 葉酸サプリ
  • ボディケア用品
  • ゆったりとした服
  • ヒールの低い靴

母子手帳ケースは、赤ちゃんが生まれた後にも使い続けます。しっかりとした素材のものやコンパクトなものを選ぶのがおすすめ。

妊娠初期はまだお腹も目立たないので普段着で過ごすママが多いですが、体を締め付けるような服装はNG。マタニティウェアまでは必要ないかもしれませんが、ゆったりとした服装で過ごしましょう。

妊娠初期は油断禁物!つわりが辛い時は無理せず休もう

初めての妊娠と終わりの見えないつわりが続く妊娠初期。初めてのことだらけで気持ちが酷く落ち込んでしまうママもいます。体が辛い時は横になってゆっくり休み、つわりが酷い時には医師に相談しましょう。

妊娠中期のスケジュールとやることリスト

妊娠中期のスケジュールとやることリスト
妊娠中期は妊娠5~7ヶ月(妊娠16~27週)の時期を指します。つわりが落ち着いてきたママも多く、お腹周りはふっくらとし胎動を感じ始めることも。続いて、妊娠中期のスケジュールや準備物を紹介していきます。

【中期(16~27週)】スケジュール

妊娠中期は4週間に1度だった検診が24週以降は2週間に1度に変わります。20週前後から胎動を感じるママが多くなり、超音波検査中に性別が分かることも。出産まで性別は知らないでおきたいというママは、超音波検査前に医師に一言伝えておくと良いでしょう。

※当院では、赤ちゃんの性別は「22週以降」の先生の妊婦健診(エコー時)で聞かれた場合のみお答えしています。

●妊娠中期の大まかなスケジュール

妊娠5ヵ月
  • 戌の日詣り
  • 基本検査
  • 経腹超音波検査
妊娠6ヵ月
  • 基本検査
  • 経腹超音波検査
妊娠7ヵ月
  • 基本検査
  • 経腹超音波検査
  • 中期血液検査

 

妊娠5ヵ月を迎える最初の戌の日には、安産を祈願する戌の日詣りを行う風習があります。戌の日詣りをしようと考えているママは、お詣りをする場所や事前予約が必要かなどを調べておきましょう。

妊娠糖尿病が疑われるママは、この時期にブドウ糖負荷試験を行うことがあります。妊娠糖尿病は、ママにも赤ちゃんにも関る怖い病気の1つ。体重管理にも気を付けて医師の指示に従い検査を受けましょう。

【中期(16~27週)】やることリスト

  • 分娩予約をする
  • 母親学級、両親学級への参加を希望するパパママは日程を調べる
  • 妊婦歯科検診を受け、虫歯がある場合は治療をしておく
  • 自分が出産に関わるどの助成金を受け取れるのか調べておく
  • 働いているママは職場に報告する
  • 働いているママは仕事の引継ぎ準備を始める
  • 名前を考え始める

分娩予約は20週までに行うこととしている産院が多いです。希望する産院がある場合、早めに分娩予約を済ませておきましょう。

出産一時金や出産手当金、育児休業給付金などママによって出産の際に受け取れるお金は違います。自分が何を受け取れるのか、受け取るためにどんな手続きが必要なのかを事前に調べておくことが大切です。

パパが育児休暇を取得する場合は、中期頃から上司と相談し始めると良いでしょう。育児休業の取得期間などママや会社とよく話し合って決めていくことが大切です。

妊娠中期に準備するもの

妊娠中期には以下のようなものを準備しておくと良いでしょう。

  • 腹帯
  • マタニティウェア

戌の日詣りでは腹帯を巻く風習があり、安産祈願を行うママは神社などで購入できるケースもあります。ただし、神社などで購入できる腹帯は昔ながらの一枚布タイプなので日常生活では使い難いことも。お腹が大きくなるにつれて腰痛を感じることもあるので、お腹や腰を支えるために、使いやすい腹帯を用意しておくのがおすすめです。

妊娠中期には普段の洋服が窮屈になってくるママも多いでしょう。特にマタニティズボンやマタニティショーツ、マタニティタイツなど、お腹周りのゆったりしたマタニティボトムスはこの時期に購入しておくと、中期から後期にかけて役に立ちますよ。

妊婦らしい体つきに!マタニティウェアは早めに用意してもOK

妊娠中にしか着ないマタニティウェアを買うのは何だか勿体ないと考えるママも多いでしょう。しかし、窮屈な衣服を着ていると血流が圧迫されるうえに、乾燥したお腹周りが衣服に擦れて痒みを引き起こしてしまうことも。

中期から後期にかけて赤ちゃんは猛スピードで成長し、ママのお腹も大きくなります。お腹が大きくなってからマタニティウェアを購入して「こんなに楽ならもっと早く買っておけばよかった」という先輩ママの声も少なくありません。

妊娠後期のスケジュールとやることリスト

妊娠後期は妊娠8ヵ月(妊娠28週)から出産までの時期を指します。いよいよ出産も目の前に。お腹が大きくなったことで腰痛などのマイナートラブルに悩まされるママも多いでしょう。

最後に妊娠後期のスケジュールや準備物を紹介していきます。

【後期(28週~出産)】スケジュール

2週間に一度の妊婦検診が36週以降は1週間おきに。いよいよ出産が近付いているので、より頻繁に赤ちゃんの健康状態をチェックしておく必要があります。
予定日を過ぎた場合には1週間に2回検診する場合もあるので、医師の指示に従って受診しましょう。

妊娠8ヵ月
  • 基本検査
  • 経腹超音波検査
妊娠6ヵ月
  • 基本検査
  • 経腹超音波検査
  • GBS(B型溶血性レンサ球菌)検査
妊娠7ヵ月
  • 基本検査
  • 経腹超音波検査
  • 後期血液検査
  • NST(胎児心拍モニター検査)

 

GBS検査は24~35週の間に行うこととされているため、病院によっては中期後半で行うこともあります。

GBS(B型溶血連鎖球菌)は常在菌の一種で、妊婦の10~30%が保菌していると言われる菌。健康なママには無害ですが、出産時に赤ちゃんが産道で感染してしまうと新生児GBS感染症を引き起こしてしまうことがあります。
GBS検査で陽性が出た場合は、分娩時に赤ちゃんがGBSに感染しないよう処置が必要なので事前の検査でしっかりと調べておきましょう。

妊娠40週前後からはNSTを行い、赤ちゃんの心拍などをより精密に調べます。場合によっては内診で卵膜を剥離する通称「内診ぐりぐり」とも呼ばれる処置を行う場合もあるようです。

【後期(28週~出産)】やることリスト

  • 陣痛タクシーを予約しておく
  • バースプランを考える
  • 産後の過ごし方を夫婦で相談しておく
  • 産後に行う行政の手続きを夫婦で確認しておく
  • 出産準備をしておく
  • 働いているママは産休、育休に関わる手続きをする
  • 働いているママは仕事の引継ぎをする
  • 里帰りをするママは体調が良い時に帰省する
  • 車にチャイルドシートを設置しておく
  • ジェルネイルをしているママはネイルオフをしておく
  • 結婚指輪をしているママは外しておく

働いているママは育休に入り、予定日が近付く中慌ただしくなってくるでしょう。各種手続きや産後に行うべき手続きは、必ずパパと一緒に確認を。特に出生届は産後14日以内に提出する必要があるため、パパがメインで手続きを行うことが多いです。パパにも把握していてもらうことが大切でしょう。

ジェルネイルや結婚指輪は帝王切開などの医療介入があった場合、処置の妨げになることがあります。妊娠後期になったらジェルネイルは早めにオフし、結婚指輪も大事にしまっておくのがおすすめ。

飛行機での帰省を考えているママは航空会社の規定を確認しておく事も忘れてはいけません。航空会社によっては妊娠数週が進みすぎていると搭乗拒否されるケースもあるので注意しましょう。

妊娠後期に準備するもの【出産入院準備リスト】

妊娠後期に準備するもの【出産入院準備リスト】
出産入院に必要なものは、産院からの案内をしっかりと参考にして準備しましょう。一般的な準備物は以下の通りです。

  • 母子手帳
  • 健康保険証
  • 診察券
  • 印鑑
  • マタニティパジャマ
  • 授乳ブラジャー
  • 産褥ショーツ
  • 産褥ニッパー
  • 洗面用具
  • 基礎化粧品
  • 筆記用具
  • 母乳パッド
  • 洗浄綿、産褥パッド(産院から支給されるケースがある)
  • 退院する時に着る洋服
  • 赤ちゃんの肌着
  • 退院時の赤ちゃんの洋服やベビードレス
  • おくるみ

入院準備品は母子手帳や健康保険証など入院前の手続きで必要なものと、入院中に必要なものを分けて準備しておくのがおすすめです。

パパも一緒に準備をすることで何がどこに入っているのか把握しやすくなるでしょう。パパが荷物を把握しておけば、付き添い時に慌てず必要なものを取り出せるようになりますよ。

当院の入院案内について

妊娠後期に準備するもの【ベビー用育児準備リスト】

妊娠後期に準備するもの【ベビー用育児準備リスト】
赤ちゃんが生まれた後に必要なものも準備しておきましょう。便利な物、役立つものは多々ありますが大まかに最低限必要なものだけを紹介していきます。

  • 赤ちゃん用の衣類(50サイズの短肌着、長肌着、ドレスオール、ベビー靴下など)
  • ベビー寝具(ベビー布団、ベビーベッドなど)
  • 沐浴セット(ベビーバス、ベビー用ソープ、ガーゼ、保湿クリームなど)
  • 調乳グッズ(粉ミルク・液体ミルク・哺乳瓶・哺乳瓶消毒器など)
  • おむつ関連用品(紙おむつ・お尻ふき・おむつ用ゴミ箱など)
  • 衛生用品(体温計、爪切り、綿棒など)

まずはこれらの道具を準備しておいて、徐々に必要なものを用意していくのも良いでしょう。

最近はインターネットで簡単にショッピングができるので、最初から慌てて準備をしなくても良いかもしれませんね。ただし自分の目でみて赤ちゃんに使うものを選びたいという人は、出産前にしっかりと用意をしておきましょう。

母乳育児を目指しているママも調乳グッズは必ず用意して下さい。母乳がしっかり出て必要なかった場合は、非常用バッグなどに入れておくと災害時も安心です。

いよいよ出産!落ち着いて過ごせる工夫をしよう

出産が近付くと分娩に不安を感じるママも多いです。いつくるか分からない陣痛を待ち続けるのも神経がすり減ってしまうので、少しでも落ち着いて過ごせるよう無理のない程度に体を動かしたり音楽を聴いてリラックスしたりして過ごしましょう。

パパはいつ陣痛がきても対処できるよう、後期には禁酒を。陣痛時に自家用車で産院に行くことを検討している場合は、破水してしまった時用にブルーシートやバスタオルを車に乗せておくと安心です。スムーズに産院へたどり着ける経路も確認しておくと良いでしょう。

まとめ

妊娠時期別にスケジュールや、やるべき事、準備するものなどを紹介してきました。実際に妊娠出産するのはママですが、生まれてくる赤ちゃんの親はママとパパの2人です。ママとパパ、2人で妊娠中どのように過ごしていくのか把握し協力し合い夫婦の絆を深めながら妊娠期間を過ごして下さいね。

当院の産科の詳細はこちら

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この記事の監修
エナみらいグループ総院長 宿田 孝弘
宿田 孝弘
エナみらいグループ総院長
札幌・石狩の産婦人科「エナレディースクリニック」の宿田です。母と子に優しいお産、女性が求める医療がエナにはあります。札幌・石狩市での出産や婦人科疾患のお悩みなど、お気軽にご相談ください。